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飛ぶ鳥の明日香 [問題提起]

別ブログで書いていたネタを引っ張ってきました。
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ここのところ、だらだらと日本古代史の本を読んでます。

その中で、かーなーり強い疑問が沸き上がるものは、もちろんいっぱいあるのだけど(^_^;)、とりわけ気になっているのが「飛鳥」とか「日下」とか「春日」とか「大和」とかの言葉。
えぇ、地名です。
これらの言葉は、「二字で構成されている」「漢字本来の音訓にそぐわない読みである」というのが特徴。
二字に関しては、ある時期、地名とか人名とかを、「佳き二字に設定しましょう」なんてー運動があったせいらしいんだけど。(泉を和泉とかね)
そのまえに、どうしてこんな読み方するんだよー、という疑問が死ぬほどあるわけね。

で、「日下」はもともと「草香」らしいんだけど、そして「飛鳥」は「安宿」らしいんだけど、春日や大和は不明。大和はどうやら「和氏(やまとうじ)」という氏族がいて、これが渡来系らしいときいて仰天(だって、大和系列はもともと土着だって説が強かったんだもの)してますが、春日なんかは比較的新しい地名だから、まぁ、そいつは棚上げしてですね。
日下であるところの「草香」に関しても、すんげー興味津々なことがあるんですが、まずは飛鳥にいってみます。

飛鳥

これが「安宿」だってのは、安宿媛(あすかべのひめ)なんてのがいるから、間違いないらしい。で、どうして「安宿」が「あすか」かっていうと、どうも古代朝鮮語で、これを「あんすく」と読んだからだろうという説が有力になっている。
なるほど、「安宿」は古代朝鮮系列、それはいいですよ。というか、そうでしょう、としか言いようがないんだけど、じゃあ、どうして「飛ぶ鳥」と書いて「あすか」と呼ぶようになったの、というあたりは、まだ誰も教えてくれないんだな。

なので、飛躍してみようと思うわけです。
伽耶地域(朝鮮南端部分、悪名高い任那日本府があったかどうかと騒がれている地域)は、結局、国家の形で集合することがなかったのだけど、小さい国というより諸村連合みたいなものが群雄割拠していたっぽい。そこの古い都というのは、どれも中央に川が、それも大河でなく小さな川が流れていて、東西に丘陵がある盆地で、てな話を読んで、う~む、これは飛鳥に限らず、日本古代の都と呼ばれるあたりはそういう感じだよなぁと思うことしばし。

これはたぶん、四神相応、つまり風水にのっとって都になる土地を定めていると思われるわけですが、それこそが「安宿(安息の地)」なんじゃないかなぁ、なんて思ったりして。
で、この安宿を定めるために、たとえば鳥を飛ばして決める、なんて巫術があったら、面白いなぁと思うわけです。

ノアの方舟の話でも洪水のあと、まず人間が住めるほどに水がひいているかどうか、鳥を飛ばして確認するよね。
あーゆー鳥を飛ばす話ってのは、あちこちにあるんですが。
日本じゃ八咫烏の話しかないみたいだけど、あれもまぁ、いい場所を先導する役目ではあるよね。
そんなふうに、鳥を飛ばす呪術、それが「とぶとりのあすか」という枕詞に関係しないかなぁ、なんてぼんやりと思ったり。

まぁここんとこずっと、朝鮮半島の出自といえばツングースで、ツングースといやぁシベリア方面まで広がっていて、そのシャーマニズムが有名だよねってことから、ぼけぼけと考えているわけですわ。
基本的には古代の朝鮮半島で、ツングースと言われているのは高句麗と百済であって、新羅はちがうぞーという説もあるけれど、どうやら昨今、新羅にもかなり北方遊牧民族系がはいりこんでいるってのが実証されてきているらしい(とりわけ、考古学的に)。

遊牧民族というと、なんとなくモンゴル系を考えてしまうのだけど、日本に直接影響してきたのは、ツングース系のようです。だから、ツングース系のシャーマニズムはもうちょっと勉強してもいいような気がするのね。

なので、しばらく飛ぶ鳥のネタを追ってみようかと思っているわけです。

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てなことを書いてました。う~ん、読み返してもやっぱりおもしろい。
このネタ、追っかけてみましょうかねぇ。


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コメント 4

小路千兵衛

飛鳥の明日香 似たような 地名ルーツ あるようですね。
日の下の草香から、面倒だから略してしまい、日下が 本当にクサカになってしまったとか・・・。本当かどうかは 判りませんが・・・
僕の友達は、日下の近くに住んでいます。
太陽が昇れば、草の香の香る場所は 当然 日下にあるのは あたりまえ。
変な事に興味をもって、調べていたら・・・
奈良と河内の間の 生駒山は 奈良県側の呼び名で、河内側から見た同じ山を、草香山 と呼んだらしい ??? 本当かなあ ?

そう言えば、大阪湾の堺市 の付近を 昔は浅香潟と 呼んでいたらしく、
付近に、浅香と言う 地名、駅名も残っています。・・・ 本当かなあ ?
大阪湾は 岸辺に 茅が ワンサカ 自生していて・
・・・で・・・茅淳の海  土地は 茅淳の縣
そこで 泳いでいる 黒鯛は チヌ ?  ・・・本当かなあ ?

ま、出版社も 作者も 有料で 情報提供しているのだから・・
今更 ウソ とは 言えない筈。
ま、2666年も嘘つきとおしたら、本当になる ミタイ !?

真実、事実、現実・・・結局 多数決 ?
ワッカラン なあ・・けど 面白い・・・ ロマン ですね。
by 小路千兵衛 (2005-11-18 11:13) 

tenko

チヌって単語にぴぴっときています。なんと、黒鯛?
茅渟宮は允恭天皇が衣通(そとおり)姫のために設けた離宮と言われており、ほかに元正天皇も、珍努(智努)離宮を営んだと言われていますね。
それとあわせて興味あるのが、茅渟王(ちぬのおほきみ)と呼ばれる人なのです。この人の奥さんは吉備姫王(きびつひめのおほきみ)です。
この二人とも、出自がはっきりしていません。
が、この二人から生れたのが、宝(財)王女、すなわち皇極天皇なのです。
しかもこの宝(たから)ちゃん、まず高向王(たかむくのおほきみ)という人に嫁いで子供もできたのに(離別か死別か分かりませんが)そのあと、舒明天皇と結婚して皇后になってるんですね。
皇后になったばかりでなく、天皇にまでなっちゃってる。
なんでこの出戻りの、しかも親が天皇ですらない王女が、しかも女性でありながら天皇になれたのか、そのへんをまた、「プロジェクト・スメラミコト」で追究してみたいと思っています。
by tenko (2005-12-01 17:39) 

小路千兵衛

飛ぶ鳥・・トリ って 何? で、調べたら・・・
鶴が 韓国語 では、ツルミだったり、 大阪に 鶴見緑地 があったり、
古語辞典によると、
奈良時代 までは 着物の袖の事を ソテ と言っていて、在日一世の人に聞いてみたら、
彼の お婆さん の 時代に、夜遊びをして、飛び回る娘の事を ソッテ と言っていた らしい。
新人物往来社 の 歴史読本 別冊の どれか? に、ソッテの 言葉が載っていて、いろいろ 連想ゲームをしていて、袖を 調べた様なワケ。
で・・本来の鳥の話題から それますが・・・ 牛、
焼肉の事を プル・コギ と 韓国語の観光ガイドの 食事の項で 見て、
焼き・・・が = コギ???
と、悩んでいたら、 どうやら、焦がす。 焦げ  らしい・・。
ボクの 妄想で 確認は未だ 取ってませんが・・・。

血液 O 型の 東北人、血液 A 型の 西日本人 の ルーツの傾向や、
縄文 弥生の別 モンゴル系 半島系 とかで 言葉の 音の部分と
後から 入った 中国の漢字の 組み合わせ が 面白くて、歴史とリンクしている様ですね!
で・あるならば、 スサノヲは スッサの雄牛が 多分 元の意味だろうし、
牛頭天王 も 引っかかる。
関連の本、話題、推論、仮定・・・確定でなくても それは、それ・・・
ま、ボクは 今後~死ぬまで の 楽しみ に しています。
by 小路千兵衛 (2005-12-14 02:57) 

まさ

なんか韓国語って英語に似てますね。
by まさ (2007-01-01 23:05) 

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